犬の手作り食の素朴な疑問を解消 | Office Guriメールセミナー「美味しい犬めし通信」

犬に食べさせてはいけない食べ物にはどんなものがありますか?

ねぎ類

ねぎ類には犬の赤血球を破壊する「アリルプロピルジスルフィド」という物質が含まれています。そのため、食べると血尿が出るようになり、貧血を起こします。これがいわゆる「玉ねぎ中毒」と呼ばれるものですが、実は個体差が大きいのも事実です。うっかり食べてしまっても平気な犬もいますが、少量を口にしただけでも体調を崩す犬もいます。
いずれにせよ、犬が口にしてしまった場合はかかりつけの獣医さんへ連絡し、指示を仰いでください。

消化器を傷つけるもの~加熱した骨類など

加熱した獣骨や魚の骨は消化器を傷つけたり、刺さるケースがあるので注意が必要です。カルシウムを補うために骨を食べさせなくてはとお考えなる飼い主さんもいらっしゃいますが、カルシウムは海藻、野菜などにも豊富に含まれています。骨を齧った拍子に犬の派が欠けてしまった、と言うケースも実は多いため、注意する必要があるでしょう。

香辛料など

「犬の食事などにハーブなどを使っても大丈夫でしょうか?」と言うご質問をたびたび頂戴します。
ハーブの中には犬に有益なものもありますが、刺激が強く、犬に与えるには適切でないものも多数存在します。そのため、基本的に犬の食事に敢えて香辛料で香りづけをすることはお勧めしません。
胃腸がデリケートな犬の場合は下痢等を起こす場合もあるため注意が必要です。

*上記の食品は一例です。

これ以外にも注意が必要な食材なども多数存在します。不安な場合は「犬の手作り食」に関する書籍を購入して読んでみることをお勧めします。

メールセミナーでもこの「NG食品」については触れていますので参考にされてください。